第9期生

  • 金井 俊太朗 (Shuntaro Kanai)

    略 歴:経済学部、プライベート・エクイティ

    留学先:Northwestern University - Kellogg School of Management, MBA

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キャリアを歩み始めてから出会う人々が徐々に同質化されていき、自分の視野や思考が狭く深くなっていくことは中々避けがたいことですが、私にとって神山財団はそんな状況を180度転換させる出会いと経験をもたらしてくださいました。神山財団では代表理事である神山さんを筆頭に、経歴も強みも多種多様なアドバイザーの皆様、そして多方面で活躍される奨学生の先輩方・同期から様々なインプットを頂戴する機会があります。

留学前の壮行会では、奨学生として留学に向けた意気込みや留学計画を神山財団メンバーに対しプレゼンをするのですが、私の言わば建前的なプレゼンに対し、「自分が留学そして人生を通じて本当に達成したいことは何なのか」、「自分が大事にしている価値観は何か」など、根源的な問いを神山財団のメンバーから頂戴したことが私にとって大きなきっかけとなりました。率直且つ多様なインプットを通じて、如何に自分の思考が凝り固まっていたか、体裁にこだわり本質に目を向けられていなかったかということに気づかされた体験でした。自分の価値観を問うような内省は忙しい日々の中でおざなりにされがちだと思います。そんな中で、クローズ且つ信頼のおけるコミュニティを通じて、定期的に自らを省みることが出来るのは、神山財団の大きな特徴だと思います。
また、実際に留学を始めて以降は他奨学生の活躍が大きな刺激になっています。奨学生の中には、私のようにMBA留学をしている学生もいれば、教育、美術、デザイン等多種多様な分野を学んでいる学生がいます。一人一人の奨学生が強い意志とクリアなビジョンを持って日々を過ごしている様子を定期的に知ることで、自分の現状を振り返ることができ、発破をかけられる思いです。

こうした神山財団メンバーとの繋がりは、決して留学期間だけのものではなく、生涯に渡っての財産であると考えています。私にとってこのようなコミュニティに所属できたことは、留学をしたことそのもの以上に大きな意義があったと感じています。

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  • 張 一屏 (チョウ・イビョウ)

    略 歴:教育学部、コンサルティング

    留学先:Harvard Business School, MBA

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こんにちは。9期生の張と申します。中国出身で、ヘルスケアのコンサルティング会社で4年間勤めた後現在ハーバード・ビジネス・スクールに留学しています。

私は神山財団に申し込んで、そして幸い奨学生として採用して頂いたことを、非常に貴重でありがたいご縁だと感じています。日本国籍でない自分でも申し込めることから、実際面接や合格後の研修等で財団関係者の方々と接している中で、「なんという温かいコミュニティーなんだ」とつくづく思います。送り出し研修やオンラインキャッチアップ会で、自分の経験や悩み等について正直に話せるpsychologically safeな場が確保されるだけでなく、その悩みを参加者のアドバイザーの方々が一生懸命が共感し、その上で核心をつく質問やアドバイスをくださったり、励ましてくださったりすることが、私にとって大きな励みとなりました。

また、他の奨学生との交流もとても貴重な経験です。志の高い同世代の仲間たちの話を聞いているだけでワクワクしますし、自分も頑張っていこうと常にリマインドされるようになります。奨学生同士の繋がりが留学中にも続いており、心の拠り所にもなりました。

【これから申込を検討される方へ】
私にとって申込のプロセス自体が内省するとても良い機会になった上、面接の際に受けた質問やコメントからも非常に学びが多かったので、ぜひチャレンジして頂きたいです。私で良ければ喜んで情報共有します!

【10期生の方へ】
合格おめでとうございます!
今後交流会等でお会いできることを楽しみにしています。

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  • 塚本 美咲季 (Misaki Tsukamoto)

    略 歴:人間科学部、ITサービス

    留学先:University of Leeds, Design MA

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約7年半ITサービスの営業・商品企画に従事し、退職後、University of Leedsという大学でDesign MAのColour Designを専攻しています。
私自身が出願時に、奨学生の方がMBAなどのビジネス系が多く若干怖気づきましたが、是非そうでない方にも挑戦していただきたいなと思っています。そして、1年間修士の方には特におすすめです。理由は、①振り返る機会と②フィードバックを貰えるコミュニティが得られることです。正直なところ、上記の重要性は頭ではわかっていても渡航前にはそこまで深く気づけていなかったです。しかし、留学が始まると、すべてが新しいことだらけで、目の前のことに必死になり時間があっという間にすぎていきます。

【1.振り返る機会】
私のコースは1年間で修士が終わり、Semester1が終わる頃には卒業論文を考え始めます。そのため、走りながらときには止まって考えることを2年修士に比べて高速で回す必要があります。その点で、6月の渡航前の送り出し会は、自身の留学の目的や研究内容について他の人からのフィードバックをもらいながら留学開始前に固めることができます。11月の報告会では一度立ち止まってSemester1を振り返り残りの期間をどう過ごすか考えることができます。

【2.コミュニティ】
留学の醍醐味でもありますが多様なバックグラウンドの方が学校には集まるので、自分のキャリアについてある程度共感をお互い持てる状態で深く話すことはそこまで容易ではないと感じています。私の場合は、自身のコースに社会人経験がある人が少ないため、社会人経験をつんでから院進学をしている人との会話やフィードバックをいただけるこのコミュニティは貴重でした。また、どうしても自分のコース領域に視野が狭まってしまうので、デザイン以外の領域の方と話す機会があることは自身のキャリアを再考する上でも役立っていると感じています。

来年皆さんとお会いして、色々な経験や考え方に触れられることを楽しみにしております!

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  • 田原 佑介 (Yusuke Tahara)

    略 歴:教育学部、教員

    留学先:Columbia University, Private School Leadership

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神山財団第9期生の田原佑介です。私は、公立高校で8年間勤め、現在はTeachers College, Columbia Universityに留学しております。
私は、神山財団に応募するか迷っていました。ビジネススクールや公共政策大学院、ロースクールへの留学生を主に対象としていると思ったからです。歴代奨学生のプロフィールを見ても、教育をバックグラウンドにした方は見当たりませんでした。ただ、「将来的に社会の発展に貢献する志を持っていること」「リーダーとしての資質を備えていること」と書いてある募集要項を読み、応募することを決めました。ビジネススクールを受験する方の応募が多いのであれば、私の経歴が差別化になるとも考えました。仮に関心のある分野の奨学生が過去にいなかったとしても、将来への思いがあり、リーダーの資質がある方であれば、挑戦する価値はきっとあります。

以下、神山財団の魅力を書きます。
本財団のすばらしさは、金銭的サポートはもちろんのこと、コミュニティにあります。2021年は、コロナ禍ということで、対面での研修の実施がかなわず、残念でした。しかしながら、留学直前にある送り出し研修や、留学して3カ月ほど経ったタイミングにあるキャッチアップ会などを実施していただきました。神山さんをはじめ、財団や奨学生の方々との交流の場です。そこでは、自身の留学への目的や経験をプレゼンし、フィードバックを受けることができます。「あなただからこそできることは何か、を考えなさい」などコメントをもらい、留学への目的意識が明確になりました。また、同じ時期に留学に行く奨学生のプレゼンを聞き、留学へのモチベーションがさらに高まりました。これがなければ、私の留学は変わっていただろうと思います。

人は、自分と近しい人が周りにいるからこそ成長します。さらに視点の違う人とフラットな関係を築く場所はさらなる成長を促してくれます。本財団のコミュニティには、人が育つ環境づくりが設計されています。留学は通過点ですし、ゴールを実現するための一つの手段です。本財団のコミュニティが、留学の価値を最大化させることはもちろん、ゴールを実現するスピードを加速させてくれます。私もまだ夢半ばですが、10期生の方々と一緒に挑戦を続けられると嬉しいです。

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  • 輪千 浩平 (Kohei Wachi)

    略 歴:法学部、弁護士

    留学先:Stanford Law School, LLM in Law, Science & Technology

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初めまして、神山財団9期生の輪千浩平と申します。
私は、企業法務をメインに、弁護士として5年勤務し、現在Stanford Law SchoolのLaw, Science and TechnologyというLLMのプログラムにて、主にTechnology関係の法律を学んでいます。

私にとって、神山財団の魅力は、奨学金という金銭的な支援はもちろんですが、それ以上に、神山さんをはじめ、ビジネスの第一線で活躍されているアドバイザーや歴代の奨学生から徹底的なアドバイスをいただける点、神山財団という多様性に富んだコミュニティの一員になることができるという点です。

例えば、留学前の送り出し会では、自分自身や今後の将来像についてプレゼンテーションを行い、それに対して、アドバイザーや歴代の奨学生から、直接フィードバックをいただく機会があります。送り出し会でのフィードバックは、私にとって衝撃的なものでした。様々な業界で活躍されるアドバイザーからいただいたフィードバックはいずれも、鋭く、的確で、時には厳しいものもありましたが、個々の奨学生に対して、真摯に向き合ったものばかりでした。留学中の目標に限らず、私にとっては、自分の人生をまた違った視点から改めて見直してみる大きなきっかけとなりました。

また、多様なバックグラウンドをもった歴代の奨学生や同期との繋がりも、神山財団の奨学生となってできた大きな財産です。神山財団は、起業家、VCからお医者さんまで、非常に多様なバックグラウンドを持ったコミュニティです。弁護士として働きはじめてからは、どうしても同業種での関わりが多くなっていましたが、神山財団の奨学生となる中で、全く違う分野・キャリアで、世界で挑戦している奨学生の仲間と出会うことができ、大きな刺激を受けています。2021年は合宿はできませんでしたが、オンラインでのキャッチアップ会の中で、先輩や同期の奨学生が活躍している様子を見て、少しばかりの焦りと自分自身も目標のために挑戦していかなければという思いを新たにしました。

ぜひ、未来の神山財団の奨学生の皆様と、お会いできる機会を楽しみにしております。

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第8期生

  • 森 雄一郎 (Yuichiro Mori)

    略 歴:医学部、循環器内科医

    留学先:Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health, Master of Public Health

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ややビジネスに縁遠いヘルスケア関係の留学生の皆様にこそ、積極的に奨学生として応募して頂きたいと思います。
自分の進路がビジネス系でなくとも、ビジネス思考はどのようなキャリアでも必要です。そしてこれまで臨床医として働いてきた私にとって神山財団を通じて得られた様々な業界のトップランナーの方々との繋がりはとても学びの多いものです。
また医療に携わる者は医療業界の視野に染まりがちですので、自身の立ち位置を一歩引いて、より広い視点で見つめ直すことにも繋がると思います。
来期の奨学生の皆様とお会いすることを楽しみにしています!

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第7期生

  • 渡邊 弘 (Hiroshi Watanabe)

    略 歴:法学部、弁護士

    留学先:Stanford Graduate School of Business, MBA

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神山財団が他の奨学金プログラムと大きく異なる点は、(合計200万円+諸費という多額の金銭的支援をいただける点もさることながら)豪華アドバイザー陣及び他の奨学生との「絆」を得られる点だと思います。

私がMBA留学を通じて学んだことの一つに、「他人と深いつながりを築くには、自己を積極的に他人に開示し他人と自己との心理的な『壁』を取り払う」ことがあります。神山財団は、まさにこの自己開示の訓練機会を何度も提供してくれました。
奨学生となった後、海外渡航前に行われる送り出し研修では、様々なバックグラウンドのアドバイザーの方々と同期の奨学生の前で自分自身についてプレゼンテーションを行い、アドバイザーや同期の奨学生からフィードバック・アドバイスを受けます。また、年1回行われる海外研修でも、自分のこれまでを振り返るプレゼンテーションを行います。これらの機会は、口外禁止・非公開で行われますので、自己開示の場としてリスクフリーで活用できます。こうした「自らを真摯に見つめ直し、自己を開示していく」機会を通じて、参加者同士が深いレベルでの相互理解を構築でき、表層的な関係を超えたつながりを築くことができたと思います。
神山財団のプログラムには、他にも他の参加者との「絆」を作る仕掛けが無数にあります。特に、海外研修でそれを強く感じました。研修中には、アイスブレイキング、グループワーク、チーム制のイベント、懇親会など、参加者同士が自然と交流するイベントが多数用意されています。しかも、これらは同期・前後の期の奨学生のみならず、アドバイザー陣まで巻き込んで行われます。これらを通して、奨学生だけでなく、本来ならば気軽に話しかけるのが恐れ多いようなアドバイザーの方々ともざっくばらんに話せる関係を築くことができます。

社会に出た後は、背後の利害関係や損得勘定等に揺さぶられ、新たに緊密な人間関係をゼロから作るのは容易ではありません。神山財団のプログラムは、そうした緊密な人間関係を容易に築く術を与えてくれます。

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  • 李 恩珍 (Jean Eunjin Lee)

    略 歴:教養学部、プライベートエクイティ

    留学先:Harvard Business School, MBA

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8期生の皆様、合格をおめでとうございます!神山財団7期生の李と申します。私は、投資銀行やプライベートエクイティ業界で5年間勤め、現在はHarvard Business Schoolに留学しております。

私は、MBAの先輩の紹介から神山財団奨学金への応募を決めました。そして、応募や面接プロセスにかけて、自分がMBAに留学を決めた理由や、留学を通じて得たいものは何かについてじっくり考えてみるようになり、自分の目標を改めてきちんと設定することができました。そして、留学前の送り出し合宿、及び留学中の研修では、財団のアドバイザーの方々や他の奨学生たちと自分の興味や将来について語る機会がございました。自分の考え方においてブラインドスポットを見つけ、これからのキャリアについて一緒に考えてもらうことができる、大事な機会になりました。

神山財団の奨学生としてもらえる最も貴重なサポートは、アドバイザーや、奨学生の先輩方や、優秀な同期たちといつでも相談ができるということだと思います。これから、8期生の皆様のご活躍を応援しております。

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  • 藤井 陽平 (Yohei Fujii)

    略 歴:情報学研究科、研究者、戦略コンサルタント

    留学先:MIT Sloan School of Management

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はじめまして、神山財団第7期生の藤井と申します。2019年からMIT Sloan School of Managementに留学しており、2022年5月卒業予定です。
実は私が神山財団に申し込んだ理由は金銭的なサポートでしたが、実際に奨学生になってみて、神山財団の魅力は奨学金ではないということに気付きました。本当の魅力は、高い志を持った人たちと知り合い・議論することで自分の夢を見つけたり、夢の実現に一歩近づけるということです。

私は、神山財団に入ったことで自身のやりたいことを見つけ、ベストパートナーとスタートアップを共同創業することができました。
神山財団では年数回の合宿やキャッチアップ会があり、自身の夢や現在悩んでいることを赤裸々に話します。最初は少し恥ずかしいのですが、他の奨学生の方やアドバイザーの方との真剣な議論を通じて、幅広い視野を得られ、自身のやりたいことを明確化することができます。また、他の奨学生の方との新しい人間関係を気づくことで、お互いに切磋琢磨することが可能です。
実際、私は合宿を通じて、奨学生同期の一人と夢が近いことに気づきました。そこで、合宿後に何度も夢にアプローチする方法を議論し、8ヶ月経過した後、スタートアップの共同創業を決意しました。その後1年半ほど毎日コミュニケーションをとっておりますが、彼は専門性が高いだけでなく、性格の違いを許容できる柔軟性と相手から学ぼうとする姿勢の両方を兼ね備えた人で、ベストパートナーであると今でも考えております。

このように、神山財団の奨学生となることで、志の高い優秀な方と深い関係を構築することができます。社会人になるとこのような機会はなかなか得ることができず、奨学金よりも非常に価値が大きいものと考えております。

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  • 略 歴:

    留学先:ロンドン大学, London School of Hygiene and Tropical Medicine

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こんにちは。私は神山財団7期生で、ロンドン大学のLondon School of Hygiene and Tropical Medicineの疫学の修士に在籍しています。大学卒業後は日米で臨床医として働き、現在に至ります。

神山財団については奨学金制度をインターネット検索している時に知り、「社会にグローバルな視野で貢献できる人材を育成する」とう趣旨が自分にとても合っていると思い、応募させて頂きました。他の奨学生のプロフィールを見ると、MBA留学をされている方が多いですが、それ以外の分野の方でも、いつもと異なる視点から自分を見つめ直す機会を提供し、ここでしか出会えない素敵な仲間と出会える、非常に魅力的な奨学金制度だと思います。

Thanksgiving期間のシリコンバレーでの合宿では、自分の将来の目標や自分の価値観等を他の奨学生やアドバイザーや神山さんと共有し、色々と親身に助言頂けました。普段は医療従事者と交流することが多いので、起業されている方や、ビジネスを専門としている方から普段と異なる視点から自分のキャリアアドバイスを頂けるのはとても新鮮でした。また、自分の幸せとは何か、どう戦略的に次のキャリアパスを選ぶべきなのか、立ち止まって考え、軌道修正をするとても大切な機会となりました。

最後に、神山財団の奨学生となる最大のメリットは素晴らしい仲間との出会いだと思います。他の奨学生とは合宿や、送り出し合宿等様々な交流機会があり、とても仲良くなります。専攻分野を越えて、夢を語り、共に切磋琢磨できる関係はとても貴重です。
ぜひご応募ください。

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第6期生

  • 北野 岳 (Gaku Kitano)

    略 歴:経済学部、経営コンサルティング

    留学先:Stanford Graduate School of Business, MBA

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はじめまして、神山財団6期生の北野岳と申します。私は、コンサルティング会社及び上場株投資ファンドにて計3年程働き、現在Stanford Graduate School of BusinessにMBA留学をしております。まだ、神山財団の奨学生になってから間もないですが、私のこれまでの経験が、これから応募される方々の参考になれば幸いです。

1. 最強のアドバイザー陣による懇切丁寧なアドバイス
神山財団には、神山さんをはじめとして、多くの起業家、ベンチャーキャピタリスト、コンサルタント等の理事・アドバイザーが名を連ねています。その豪華な面々が、様々な機会において、ただの若造である自分の生い立ちから将来の夢まで全て把握した上で、ひたすらクリティカルなアドバイスを投げかけてくれます。留学前には追い出し会、そしてThanksgiving Break中には海外合宿があります。社会人になってから、ここまで自分や将来成し遂げたいことについて、ノーリスクで曝け出せる環境はなかなかないと思いました。私自身も、神山の面接や追い出し会では、MBA受験のInterviewでは言わなかったような、まだ不透明で漠然としたアイディアも自然とこぼしてしまいました。

2. 強烈な奨学生から受ける刺激
理事・アドバイザー・奨学生の先輩方は、自分と年齢や経験に大きなギャップがあることからも、肌感覚として「追いかける対象」と考えることが難しい部分もあります。
一方で、同期やその他奨学生は年齢や経験も類似している為、自分に足りていない部分が分かりやすく、また違った刺激を得られます。特に、「これから留学をする」というキャリアのフェーズでは全く同じ同期から受ける刺激が1番大きいです。学校が始まってしまうと、どうしても同じ学校の友人関係に留まりがちになりますが、神山財団のお陰で他校との交流もあって、とても貴重な繋がりになります。(つい最近も、同期が私の寮の部屋に5日間程、泊まりに来ていました。)

神山財団も年を追う毎に、縦の繋がりも増えてきており、ますます貴重な場となっていくと思います。皆さんが神山財団の奨学生としてネットワークに加わっていただくことを心待ちにしております。

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  • 笹子 康裕 (Yasuhiro Sasago)

    略 歴:商学部、銀行

    留学先:Harvard Business School, MBA

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はじめまして、神山財団第6期生の笹子康裕と申します。私は日系の銀行で働いた後、現在Harvard Business School にMBA留学しています。多くのビジネススクールで最初の学期は非常に過酷と言われますがそれをやり抜いたことで、今まで相当凝り固まっていた自分の頭がリセットされ、これから更に新しいことを吸収していこうと気概溢れているところであります。又、神山財団のサポートにより想像以上に留学生活のクオリティーが高まっておりまして、財団の皆さまに感謝申し上げるとともにこの場をお借りしまして神山財団奨学生となって良かったことをお伝えさせて頂きます。

⒈ 自分を見つめ直し成長する機会
神山財団奨学生となる大きな魅力の一つは、財団理事・アドバイザーや、他の奨学生との交流を通して、自分の軸と将来の目標実現に向けたステップを定めていけることにあると思います。留学中はある程度の軸を持つことは重要で、自分の軸が無いと非常に忙しい留学生活の中でやるべきことの優先順位付けがうまくできず、自分を見失いがちです。奨学生になると、定期的に合宿や研修を通じて、自分の過去・現在・将来についてアドバイザーの方々や他の奨学生等のフィードバックを通じて見つめ直す機会があります。そのおかげで、都度自分の成長過程を確認しつつ、必要に応じて軌道修正ができます。具体的には、留学出発前の送り出し研修と、毎年11月のサンクスギビング期間中に行われる合宿があります。

⒉ アドバイザーからの学び
アドバイザーの皆さまは起業家・経営者として第一線で活躍される中、仕事の合間を縫ってボランティアで活動されています。今の私はGive & Takeではなく、Takeばかりしている状態になっていますが、我々が成長して結果を出していくことがアドバイザーの方々にとってのリターンになると思い、これからも同期などと切磋琢磨していこうと考えています。そして将来自分自身も社会に恩返しができるようになっていきたいと思います。もしこれをお読みになっている方が将来実現したい目標があれば、このような方々と近い距離で色々と相談ができる機会はなかなか無いと思いますし、多くの有意義なことを学べると思います。

⒊ 奨学生との交流
奨学生とは様々な交流機会を通じて親しくなる上に、留学終了後も交流が続く仕組みもあります。奨学生は皆それぞれ異なる目標を持っていますが、考え方や行動パターンが違う人と交流することは新しい学びになるだけでなく、自分を成長させるチャンスでもあります。留学終了後はバラバラの進路になるものの、原点に帰れる場があることは素晴らしいことだと思います。大学院卒業後に目標を実現して成功されている先輩もたくさんいます。

このように、大学院留学と並行して神山財団奨学生となることで、間違いなく海外留学のクオリティーが高まります。更に、様々な機会においてコミュニティーメンバーと常に本音で話し合うことで、人生の財産となる人間関係も作ることができます。一緒に神山財団を盛り上げていきましょう! 皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

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  • 略 歴:

    留学先:Harvard University, John F. Kennedy School of Government, Mid-Career Master of Public Administration

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こんにちは、私は、神山財団6期生で、現在ハーバード・ケネディ・スクールの公共政策修士課程に在籍しています。

最初に神山財団のページにたどり着いた時は、正直に申せばただただ、「1円でも多く留学資金が欲しい!」という動機だったと思います。でも、今の私にとって神山財団は、「本当は人に話すにはまだ恥ずかしいような自分の大きな目標や、それを実現する過程での悩みを、自分を飾らず打ち明けることができる唯一無二の場所」です。神山会長、アドバイザーの先輩方、そして奨学生の同期は、全てを真剣に受け止めて、前にすすむための建設的なヒントをくれます。社会人も中堅になって、なかなかそんな場所は見つからないですよね。

テクノロジー・スタートアップ・金融などの分野の方が多い神山のアドバイザーの方々とは、一見、公共政策と相乗効果が少ないのでは?と思われるかもしれませんが、色々な業界と接点を持っていて、経験豊富なアドバイザーの方々の意見には毎回気づかされることが沢山あります。

また、同期となった奨学生の仲間たちと、定期的に会って成長する姿を確認することは、留学中の私の励みです。前回会った時からの成長幅に驚いたり、同じようなことで悩んでいるのを知ったり。。。神山財団の合宿は、忙しくて忙殺されそうになる留学生活の中で、しっかり自分の立ち位置を確認して軌道修正するきっかけを与えてくれます。

事務局の皆様も温かく、常に皆んなでプログラムを良くしていこう、という自主的でポジティブな変化と共にあり、本当に前向きになれる場所です。
お金の価値に変えられない、素晴らしいプログラムーーそんな評判は間違いありませんでした。
みなさんと共に成長するのを楽しみにしております。

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  • 高橋 亮 (Ryo Takahashi)

    略 歴:経済学部、経営コンサルティング

    留学先:Harvard Business School, MBA

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神山財団奨学金への応募をご検討されてる応募者の皆様、神山財団6期生の高橋亮と申します。私は外資系コンサルティングに数 年勤務後、世界経済フォーラムに1年間出向し、現在Harvard Business SchoolのMBA留学中です。神山財団の奨学生となってから間もないですが、これまでの神山財団での経験について共有させていただき、これから応募される方のご参考になれば幸いです。

私が神山財団を知ったのは、尊敬している会社の先輩から財団の奨学生プログラムについてご紹介頂き、応募に至りました。海外のMBA留学へ進むにあたり、幾つかの奨学生プログラムが存在するかと思いますが、その中でも神山財団はメンタリングの機会が充実していることや、歴代奨学生の仲の良さが私の大きな志望理由でした。

実際、留学前の送り出し合宿(6月@東京)や、Thanksgiving期間の研修(11月@リスボン)では、過去の自分・現在の自分・将来展望について奨学生がプレゼンテーションを行いますが、同世代の留学生同士と互いに切磋琢磨したり、ビジネス界でご活躍されてるアドバイザーや理事長の神山さんから、ご助言頂けるのは大変貴重な機会になりました。また、オフの時には、例えばランチでは起業家精神溢れるアドバイザーの方々から経営についてお話を伺ったり、ディナーではアドバイザーの方々や奨学生同士と人生相談や、お互いの悩みを語り合い、相談できるのも大きな心の支えになっており、利害関係なくオープンに話し合えるのは、神山財団のコミュニティの大きな魅力であり、奨学金以上の価値があると思います。

実際に留学すると、日々のスケジュールに追われ、なかなか振り返る時間を取ることが難しいと思います。神山財団の研修合宿や毎期のレポート提出を通じて、留学生活を振り返り、今後の目標や長期的に成し遂げたいことなど、確実に考える機会を与えてくれています。また、業界や分野を越えた、信頼おける大切な仲間と出会えるコミュニティと感じております。

ぜひご応募ください。皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!

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第5期生

  • S.S.

    略 歴:農学部、総合商社

    留学先:Harvard Business School, MBA

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私にとって神山財団はとても大きな存在です。
神山さんの温かい人柄を中心に、面白いアドバイザーの方々と志の高い仲間たちに囲まれて、ファミリーのような安心感があり、奨学生メンバーは格好つけることなく、素の自分に立ち戻って、互いの悩みや夢を共有し、やりたいことを実現するためのアドバイスや相談を受けられるコミュニティです。メンバーが一堂に集まるのは年に1回の合宿だけですが、そこで過ごす時間はとても濃密で楽しく、奨学生同士、困ったときや壁にぶつかったときにはいつでも相談し合える大切な友人です。
ぜひ神山財団に応募していただき、一緒にがんばりましょう!
神山財団も年を追う毎に、縦の繋がりも増えてきており、ますます貴重な場となっていくと思います。皆さんが神山財団の奨学生としてネットワークに加わっていただくことを心待ちにしております。

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  • 高田 愛美 (Megumi Takada)

    略 歴:総合政策学部、インターネット関連

    留学先:Harvard Business School, MBA

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はじめまして、神山財団第5期生の高田愛美と申します。私は5年ほどテクノロジー業界にて働き、現在Harvard Business School にMBA留学しています。早くも1年生の1学期が終了したのですが、渡米してからの5カ月は刺激と挑戦にあふれ、世界中から集まった未来のリーダー達と日々共に学べることに喜びを感じ、また自己成長を感じています。この留学生活をサポートしてくださっている神山財団には心から感謝しています。私からは神山財団奨学生となることの魅力をお伝えしたいと思います。

1.更なる自己成長の場
神山財団では合宿や研修を通じて、過去の自分・今の自分を見つめ直し、未来の自分やビジョンの形成に真摯に向き合う機会があります。留学前の送り出し研修では、アドバイザーと同期からの丁寧なフィードバックで、自分の留学への決意を改めて明確にすることができました。11月の研修では留学の1学期目の振り返りをする機会となりました。皆さん本気で向き合い、私のためを思って辛辣なフィードバックも下さりました。同期とは本音でぶつかり、意見を交わします。このような文化のある神山財団は自分を見つめ直す場所、そして更なる自己成長のための場所だと感じています。

2.起業家、経営者等のアドバイザーの方々より頂けるメンタリングの機会
財団のアドバイザーの皆さんは起業家・経営者として第一線で活躍していらっしゃるプロフェッショナルです。そんな方々に仕事やキャリア面についてはもちろん、ビジネスアイディアやプライベートな相談ができる機会はそうないと思います。

3.留学生活を超えて続いていく奨学生同士の絆
神山財団を通して同期となった奨学生、また奨学生の先輩方とは送り出し合宿や研修、その他プライベートを通しても非常に仲良くなります。学校や専攻は違えど、同じ期間に留学を通して楽しいことや辛いことを経験する者同士、心から繋がり合える仲間に出逢うことができます。普段ビジネスセクターとの関わりが多い私に取って、医学や国際政治を専攻し、私と異なる視点で世界を変えようと奮闘する同期からは常に刺激をもらっています。留学終了後もそれぞれが違う舞台に進んでいきますが、一生の仲間としてこれからも共に切磋琢磨できる関係を構築することができました。

一緒に神山財団を盛り上げていきましょう!
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

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  • K H

    略 歴:文学部、エンターテイメント関連

    留学先:UCLA Anderson, MBA

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神山財団第5期生のKと申します。テーマパークでオペレーションを4年、マーケティングを3年経験した後、現在は退職し、UCLA Andersonにて経営学修士(MBA)取得のため留学中です。全米一とも言われる環境で映像業界への理解・繋がりを深め、卒業後はマーケティング・クリエイティブの両面での貢献を目指しています。

「あなたは、どんな50歳になりたいですか?」
11月に行われたシリコンバレーの合宿で、何人かの奨学生に投げられた質問です。

30年生きてきて二番目に、ドキッ、とした質問でした。
(一番目は、「Kくん、〇〇ちゃんのこと好きなんでしょ」、です。)

皆さんなら、どう答えるでしょうか。私にとってこの質問は、「このコミュニティに参加できて良かった」とあらためて感じられた質問でした。というのも、神山財団の期待している答えが、「奨学金で支援する以上、財団が考えている通りの答え」ではなくて、「奨学生が自分の人生に真剣に向き合い、一人一人が考え抜いて出した答え」だと感じられたからです。

結果として、神山財団のコミュニティは特定の思想や産業に偏ることなく、多様性を持っていることが大きな特徴だと思います。実際に奨学生のプレゼンテーションも本当に多種多様です。各分野で突き抜けた人材になるのだろうなと肌で感じる人たちばかりですし、その道を支えてくれる偉大な先輩方が集まっています。

留学生活では溢れるほど新しい挑戦、魅力的な機会が待っています。その中で、みんなと同じで安心できる道、周りが褒めてくれる正しそうな道、ではなくて、自分の意思を持って取捨選択をする勇気がある彼女・彼らに、自分も負けないような、かっこいい50代を迎えたいと思います。

「あなたは、どんな50歳になりたいですか?」
皆さんの答えもぜひお会いした際に聴きたいですし、自分も考えて・行動し続けていきます。

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第4期生

  • 中江 郁青 (Isei Nakae)

    略 歴:薬学部、消費財メーカー

    留学先:Haas school, UC Berkeley, MBA

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はじめまして、神山財団第4期生の中江と申します。私は薬学修士を終了後、消費財メーカーに研究職として6年間勤めた後、今Berkeley-Haas business schoolのClass of 2018としてMBA留学中です。
神山財団のウェブサイトや奨学生の紹介をみると起業家やコンサル関連の方が多いのですが、そういうバックグランドやキャリアゴールでない方にとっても非常にいい奨学金であることを、私からはお伝えしたいと思います。
神山財団の創立者の神山さんは起業家、理事の方々も起業家精神溢れる方ばかりで、起業にあまり興味がない私にとっては場違いな奨学金かもしれないと最初は思っていましたが、奨学生になって約半年、神山財団は私の留学生活を支え、豊かにしてくれるコミュニティーになっています。
神山財団の奨学生の活動は6月にある送り出しから始まります。今までの自分を振返り、これからやりたいことをプレゼンするのですが、理事、アドバイザーの方々から、留学生活だけでなく今後の人生も役に立つようなフィードバックを頂きました。私は家庭の事情で本当に留学に行ってもいいのか、と悩んでいたのですが、そういうプライベートな面も合わせてアドバイスをいただき、前向きに一歩踏み出す勇気をくれたことが、今の充実した留学生活につながっています。
また11月にはバルセロナで2泊3日の合宿がありました。入学後、考える間もなく3ヶ月走り抜けてきたのですが、合宿で、今の自分がどこにいるか、今後何をしたいか、留学前と比べて変わったところ、変わらないところなどをプレゼンし、議論することで、自身を振返り、考えを整理することができました。合宿のいいところは人生・キャリアの大先輩である理事・アドバイザーの方にオープンに悩みを相談できることです。ランチをしながら神山さんから経営の話を伺い、ディナーやバーでは人生相談をしていました。さらに2年生の奨学生から今後の留学生活の参考になる話がきけ、同期とは目標を共有しあい異なる視点からお互いにアドバイスします。毎日2時3時までお酒とともに語り合っても話足りないくらい、内容の濃い合宿でした。「優秀」という言葉だけでは言い表せない尊敬できる方々知り合え、オープンに相談し合える関係を築けるのは神山財団ならではだと思います。
神山財団は一言でいうと、ポジティブなエネルギーに満ち溢れたpsychologically safe spaceです。いろいろなバックグランドとビジョンを持った奨学生同士が切磋琢磨し、神山さん初め、理事やアドバイザーの方々と夢を語り、それを実現するにはどうしたらいいのか、ということを利害関係なくオープンに相談し、前向きなフィードバックがいただける場です。神山財団は留学生活だけでなく、これからの人生も豊かにしてくれるコミュニティーだと思います。ぜひご応募ください。まだ若い神山財団を一緒に盛り上げていきましょう。

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  • 嶋原 佳奈子 (Kanako Shimahara)

    略 歴:総合人間学部、総合商社、NPO

    留学先:Wharton School, University of Pennsylvania, MBA

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はじめまして、神山財団第4期生の嶋原です。2016年8月よりペンシルベニア大学ウォートン校に留学し、2018年MBA取得予定です。神山財団の奨学生となってからの約半年間で感じていることをご紹介させていただきます。皆さまのご応募にあたっての一助になれば幸いです。

私は、総合商社、NPOというやや変わったキャリアの後にMBA留学を選択しました。私費留学生として、金銭的なご支援がありがたいことはいうまでもないですが、金銭面以外の価値も非常に大きいと感じています。
まず最初に、財団が、利害関係ぬきに素直に自分の原点に立ち返り、自身の過去と将来について考えるSafe spaceになってくれるというところです。奨学生になると、渡航前の送り出し会、そして渡航中の合宿が開催されます。学校の課題、就活、ネットワーキングの生活から一歩離れ、留学に込めた目標に立ち返り、オープンに自分という人間について考え伝えることのできる場は、自分にとって何が大事かを思い出し、そして改めて考える貴重な機会になっています。
次に、神山さんをはじめとしたご経験豊富なアドバイザー、そしてアラムナイの皆さまからアドバイス、そして叱咤激励いただけるところです。率直に自分の考えていることをお伝えしたうえで、今の自分に足りないものは何か、次の一手としてどのように動いたらいいかなど、親身になって考えてくだったうえでのアドバイスは重みがあり、自分では見えていなかった部分に気づかされることも多いです。
最後に、奨学生同士のつながりもかけがえのないものです。学校やバックグラウンドは違えども、志をもって留学をしているメンバーから受ける刺激は大きいです。短くても濃い時間を共有することで、ちょっとした悩みから留学後何をしたいかといったことまで話せる仲間ができることは、留学中に限らない財産だと感じています。

簡単な紹介ではありますが、改めて、各分野で活躍されるアドバイザー、アラムナイの皆様が、利害関係抜きに真剣にアドバイスをくださる場、そして志を持った仲間と切磋琢磨しあえる場は、これから留学される皆さんにとってきっと有意義なものになると思います。ぜひ応募いただき、将来お話しできることを楽しみにしています。

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  • 田代 憲吾 (Kengo Tashiro)

    略 歴:医学部、医師

    留学先:Wharton School, University of Pennsylvania, MBA in Health Care Management

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神山財団では社会問題や新たな事業チャンスについて真剣に考え、助け合うことのできるアントレプレナー、プロフェッショナルの先輩や仲間が沢山見つかります。

財団生で集まるワークショップは様々な業界で活躍されておられる財団生仲間と切磋琢磨し、交友を深め、高めあう素晴らしい経験です。ぜひ応募にチャレンジして頂き、来年財団にjoinしてくださるのをお待ちしております。

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第3期生

  • 中島 千晶 (Chiaki Nakajima)

    略 歴:建築学、都市開発

    留学先:Haas School of Business, University of California Berkeley, MBA

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はじめまして!神山財団3期生の中島千晶です。私は、現在UC Berkeley, Haas School of BusinessのMBAプログラムに在籍しています。MBA進学前は、日本の大学院で建築学を専攻した後、サンフランシスコにある建設系コンサルティングの会社で、都市計画・デザイン部門のプロジェクトマネージャーとして勤務していました。今回は、神山財団の海外留学奨学金制度への応募を考えておられる皆さんに、私のこれまでの財団での体験を通して、本プログラムの魅力をお伝えしたいと思っています。

私は、神山財団の一番の特徴は、日本に貢献するリーダーの創出という強いミッションとそれに伴う柔軟性であると考えています。私は、サステナブルな都市開発ビジネスを勉強したいという目的で大学院進学を決めたのですが、海外経験が長いため、日本の海外大学院留学向けの奨学金の殆どは、応募資格がありませんでした。そんな中、神山財団は、私の夢・ゴールを理解し、支援してくれる唯一の団体でした。私と同様に、他の奨学生もユニークなバックグラウンドを持ちながら、日本そして世界の社会に寄与したいという熱い志を持つ人が多く、周囲の人から得られるパワーは、計り知れないものがあります。

また、定例で行われる財団の合宿は、これまでの留学生活を振り返り、自分の将来について考えることが出来る素晴らしい場です。今年の合宿は、シリコンバレーで行われたのですが、現地のトップベンチャーキャピタリストや起業家によるレクチャー及び交流の場が設けられており、大変刺激的なものでした。 さらに、神山理事長を含めたビジネスの分野で活躍されているアドバイザーの方々の経験を学ぶことは、人生の次のステップを考える上での大きな財産となります。他の奨学生と留学生活の悩みを共有する機会も設けられており、仲間としての一体感が生まれ、励まされることも多々あります。留学生活は、大変忙しい日々が続きますので、このように自分の成長を確認し、目標設定をする機会を持つことは、非常に大切だと思っております。

神山財団は、新しい組織ということもあり、風通しの良いアットホームな団体です。奨学生や運営組織のフィードバックを翌年からのプログラム運営に反映するなど、財団のメンバー各々がより良いコミュニティー作りに、貢献したいという思いを持っています。私も、留学期間だけではなく、長期にわたった財団の成長を手助けしたいと思っており、未来の奨学生の皆さんと一緒に活動するのを心待ちにしています。留学を考えておられる皆さん、奮ってご応募下さい。

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  • 中野 瑛子 (Eiko Nakano)

    略 歴:法学部、経営コンサルタント

    留学先:Stanford Graduate School of Business, Joint MBA/MA in Education

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はじめまして、神山財団奨学第3期生の中野と申します。私は、2015年9月よりStanford Graduate School of Business (GSB)とStanford Graduate School of Educationのジョイントディグリープログラムに留学しています。私にとって神山財団海外奨学金プログラムは、同時期に留学をしている仲間と切磋琢磨しあえる場であり、各業界において活躍されているアドバイザーに何事も相談できる場であり、自分の留学経験をじっくり振り返り、見つめ直すことのできる場です。留学をお考えの皆様には是非検討していただければと思います。

本プログラムの特徴のひとつとして、奨学生、神山理事長およびアドバイザーが一堂に会する合宿が挙げられます(留学前および毎年通常11月に開催)。この合宿では、奨学生がそれぞれ自分の現状について発表し、それに基づいてディスカッションを行います。夜はお酒も交えながら、語り合いが続きます。一人一人にたっぷりと時間を割き、とことん議論するというところに、神山財団のカルチャーが反映されていると思います。

私は、外資系コンサルティング会社に数年勤めたのちに、一年間文部科学省に出向をし、教育に興味を持つようになりました。そこで、本格的に教育に関わりたいという思いから留学を決意しました。ただ、振り返ってみると、具体的に何をしたいのか固まっていない上に、とりあえず留学してみればきっと上手くいくだろうという思いが強かったような気がします。そのような私に、以下の三つの意義を与えてくれたのが、本プログラムです。

1)方向は違えど、同じ志をもった仲間との出会い
色々な分野の人と知り合えるだけでなく、お互いの夢について真剣に議論することのできる貴重なネットワークです。彼らの夢の大きさや行動力に常に刺激を受けています。

2)神山理事長をはじめとした、アドバイザーの皆様との関係構築
奨学生の「成長」に真剣に向き合ってくださるメンターがたくさんいます。自分のモヤモヤとした将来像に対して的確にアドバイスをいただいたおかげで、「挑戦する力」が身についた気がします。

3)自分の留学生活を振り返る機会
留学前および留学中は日々のスケジュールに追われがちですが、合宿やレポート提出の際にしっかりとこれまでの生活を振り返り、今後の目標を立てることができるということは、留学生活を最大限生かすために非常に有意義だと感じています。

約一年前、本プログラムに応募して本当によかったと思っています。皆様にも少しでも魅力が伝わっていれば幸いです。奨学生としてお会いできることを楽しみにしています。

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  • 田中 大貴 (Daiki Tanaka)

    略 歴:農学部、会社経営

    留学先:Babson College, MBA

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はじめまして、私は現在Babson CollegeのMBAプログラムに在学しております。外資戦略コンサルの後、代表取締役として某菓子製造販売業の経営再建に従事してきました。海外で闘える日本の食ビジネスを創りたいという長年の構想を実現するため、自身の視野を海外に広げること、Globalな人材をmanageするスキルを得ることを目的とし、国際色豊かでentrepreneurshipで定評のあるBabsonのMBAで学ぶことを選択しました。

神山財団の奨学金プログラムは、起業家精神を大事にし、世の中を良く変えたいという強い理念の実現を持つ学生を支援しています。具体的には、海外留学に対する金銭的支援、財団メンバーの方々を始めとする起業家とのネットワーク、そして様々なバックグラウンド及び専攻を主とする奨学生同士の交流の機会が得られます。 特に後半2点については、他では得難い、当財団ならではの特徴だと思いますので、詳細を記載致します。

(起業家とのネットワーク)
在学中に起業をする計画している私にとって、神山さんを始めとする経験豊富な財団メンバーの方から、具体的なアドバイスを頂けることが貴重な機会です。財団のメンバーの方々は、起業家、VC、ファンドマネージャーなど、専門性も多岐に亘るので様々な観点からご意見頂けます。例えば、神山さんが創業されたマクニカにおける、ベンチャー起業から大企業へとなっていく過程での困難やその解決策などについて、食事をしながら仔細を1対1で聞けたりします。さらに、財団での定期的な会議は、自身の起業計画のBlush upにおける良いベンチマークとなっています。
また、年に1回ある研修(今年はシリコンバレー)では、シリコンバレーのシリアルアントレプレナーやVCの方に会って話を伺うことができ、財団のネットワークを改めて実感するとともに、新たな刺激を得られました。

(奨学生同士の交流)
神山財団の奨学生は、経営だけでなく、政治、建築の分野を専攻する学生もおり、そのバックグラウンドもコンサル、金融、メーカ、広告、建築などなど、多岐に渡ります。私は、MBAにいるのですが、特に政治や建築の方の話は、また普段と角度が異なることもあり、自身の視野を広げる貴重な機会です。奨学生は、バックグラウンドこそ違えど、皆、謙虚で一生懸命です。貴重な友人を得られる良い機会だと実感しております。

神山財団も今期4期目にさしかかり、同じ学年だけでなく、縦の繋がりも今後さらに増えてますます貴重な場となっていくと思います。これから受験生の皆さんが留学希望先に合格され、神山財団の奨学生としてネットワークに加わっていただくことを心待ちにしています。 

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  • 青山 裕紀 (Yuki Aoyama)

    略 歴:国際政治学、メーカー

    留学先:Tuck School of Business at Dartmouth, MBA

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初めまして。神山財団奨学第3期生の青山裕紀です。現在は、ダートマス大学でMBA (Tuck School of Business at Dartmouth)に在籍しています。私にとっての神山財団は一言で“回帰点”です。

留学のスターティングポイント
6月の財団合格発表直後の出発前研修は忘れられません。留学先も決まり安心していたところに、ビジネス、公共政策、デザインなど各分野で尖っている同級生との初対面、神山さんや理事の方々の前でのプレゼン、それらの出会いを通じた内省という濃密な瞬間が待っていました。これらは、留学における原点となっています。留学中は忙しく、自分が楽は方に向かってないか、道に迷う事があります。そんな時に、自分が財団に提出したエッセー、6月の送り出し研修で話したプレゼン、財団同期や理事の方との会話、それらを振り返り自身と向き合う事で自分の信じる道を進む事ができています。

“やばい”と思える仲間
神山財団は『尊敬』『優秀』という言葉だけでは表せない魅力的な仲間と互いにアップデートできる場です。財団同期に会う時は一対一でも全体の面会でも、久々に会う前実は少し緊張します。神山財団の同期や先輩は、尊敬という言葉だけでは伝えられない不思議なものがあります。話を聞くたびに面白さと危機感が同時に来る仲間です。一年に数回しか会えませんが、だからこそ次会う時までに自分を高めておかないと胸を張って話ができません。刺激を得られる、帰る場所です。

成功にコミットする回帰点
最後に、神山財団は自分自身の意志やコミットしてPDCAを回す場とも言えます。神山さん、理事の方々、先輩・同期の仲間が自分の事を本気で考えてアドバイスをくださり、MBAに戻って実践というサイクルを回す事ができています。私は自分自身のゴールとMBAで何を得たいかを研ぎ澄ませて渡米する事を強く意識して渡米しました。しかし、起業家、キャピタリスト、MBA同級生と会う中で、自分の仮説が次々に崩壊し、Tuckでの一ヶ月を終了する頃にはボロボロでした。自分の意志や芯の部分を大事にして、悩みに悩み続けたまま、いくつもの問題提起をした状態で11月末3泊のシリコンバレー合宿に臨みました。各分野の経験豊富な理事の方々から、過去のやりとりをベースに奨学生個人への深い理解をベースとした、価値のあるアドバイスを頂き、同期と議論し、一晩考えまた話にいく、その繰り返しの結果、自分一人では到底見えなかったものが見えてきました。

神山財団は私にとって“回帰点”と記しましたが、成功の定義、留学の位置づけ、人生の意味合いを軸にとって考えていくと、皆さんにとっての神山財団の存在も十人十色だと思います。是非楽しんで下さい。皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

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  • 前田 拓 (Taku Maeda)

    略 歴:工学系研究科(修士)、PEファンド

    留学先:Harvard Business School, MBA

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神山財団第3期生の前田です。現在(2016年1月)、Harvard Business SchoolのClass of 2017としてMBA留学中です。神山財団の奨学生となってから間もないですが、これまでの神山財団での経験について共有させていただき、これから奨学生に応募される方のご参考になればと思います。

私が神山財団を知ったのは、留学先の日本事務局の方から案内をいただいたのがきっかけでした。もちろん奨学金というのは一つの志望動機であったと思いますが、それ以上に神山さんをはじめビジネス界でご活躍されている方々から留学に際しアドバイスをいただいたり、留学後もご相談にのっていただけるというのが大きな志望理由でした。実際、奨学生として認定いただいてからこれまでに2度(6月の送り出し会と11月のKFS Conference)、神山財団の理事・アドバイザーの方々と奨学生の方々と集まる機会がありましたが、応募当時想定していた以上に学びが多く、神山財団が自分にとって重要な集まりの場になっていると感じています。

具体的には、まず第一に、神山財団では自分自身についてプレゼンテーションを行う機会があるのですが、その場が自分を振り返る良い機会となっていると思います。6月には「留学が決まった今、自分がどんなことを目標にしていくのか」を改めて考えさせられ、11月には「留学生活を送ってみて、自分が学んだこと、今後学びたいこと」をじっくり考えさせられました。普段頭で考えていることでも、言葉に書き起こして、実際に他の人に伝えるとなると、考えが一層洗練され、自分の中でもふわふわしていたものがよりクリアになっていったと思います。

次に二つ目として、集まりの中では他の奨学生のプレゼンテーションも聞く機会があり、分野・業界問わず目標に向かい活躍している同世代の奨学生から非常に良い影響を受けています。プレゼンテーションの中だけでなく、ランチやディナーといったオフの場でもお互いの長期的な目標を話したり、悩みを相談したり、頻繁には集まれませんが、非常に刺激的な仲間に恵まれたと掛け値なしに感じています。

最後に三つ目として、理事・アドバイザーの方々が同じ目線で相談にのってくださり、神山財団の集まりの場は、自分の思いを素直に話せる”safe place”となっています。会社に勤務していた時には、上司・同僚・顧客・取引先などどのような形であれ利害関係が存在していたと思いますが、神山財団はそういった利害関係なしに思ったことを話せる場であり、また理事・アドバイザー・奨学生全員がそれを受け止める環境が整っているため、素のままに議論し、フィードバックを受けることができているのだと思います。そういった環境は社会人になってからつくることは難しいと思っていましたが、こうして素晴らしい方々と何でも話し、新しい意見を聞き、自分の考えを深めることが出来る場をもてたことを非常に感謝しています。

ざっくばらんですが、以上がこれまでの神山財団での私の体験談です。応募を予定されている方々は、留学先も留学後の目標も様々だと思いますが、私が経験したように、どのような方にとっても学びが多く、濃いつながりをつくれる場となると思いますので、是非神山財団の一員になることをご検討いただけたらと思います。近いうちに皆さんとお話できるのを楽しみにしています。

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  • 各務 太郎 (Taro Kagami)

    略 歴:建築学 広告代理店

    留学先:Harvard University Graduate School of Design,
    Master of Architecture in Urban Design

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はじめまして、神山財団3期生の各務太郎と申します。私は2015年9月よりHarvard Graduate School of Design(GSD)にて都市計画学を学んでおります。学部では建築を勉強しておりましたが、世界で起こるさまざまな問題の解決手段を、建築しか持っていないことはもったいないと感じ、あらゆるメディアをごちゃ混ぜにしながら大きな物語を描いていきたいという思いから、卒業後は広告代理店にてコピーライターとして働いておりました。ところが、2011年の東日本大震災、そして2020年に訪れる東京五輪のはざまで、仕事においても、より都市的な規模で日本を再考しなければならない機会が多くなりました。私はこの2年間の学びを通じて、従来の建築家の定義自体を大きく拡張させていきながら、日本が、そして地球が抱える難題に挑戦していきたいと思っております。神山財団には、その第一歩を踏み出すうえで、進むべき未来の指針を与えていただき、この上なく心強いサポートをしていただきました。

神山財団は以下のふたつの点で、自分が描く将来像を熟考させてくれる魅力的な場所です。

ひとつは、神山さんをはじめとした理事の方々が、今も現役でビジネスの第一線でご活躍されているということです。実現できないアイデアは、それが如何に面白いものであったとしても、クリエイティブとは言えません。財団のイベントでは、私の考えを、経営者の視点、投資家の視点、そして消費者の視点から鋭く突っ込んでいただき、大学院でのアカデミックな学びと社会とのブリッジを考え直す素晴らしい経験をさせていただきました。

もうひとつは、奨学生の持つビジョンの多様性です。イノベーションは、異なる分野の結節点で起こります。経営学、国際政治学、教育学等、普段決して対話をすることがないフィールドの学生とのディスカッションを通じて、「もしも、その分野の問題をデザインの力で解決するとしたら何ができるだろう」という新しい頭の使いかたをするようになりました。また、逆に建築が抱える課題を、ビジネスアイデア、公共政策的な観点、また教育の力でも解決できるかもしれない可能性を発見することができました。

神山財団は、留学中の2年間だけをサポートする財団ではありません。卒業後も、そして人生を通して自分を支えてくれるであろう、かけがえのないネットワークを築くことができる強いプラットフォームでもあります。大きな志を持った皆さんと、熱い議論を交わすのを楽しみにしております。

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第2期生

  • 高岡 淳二 (Junji Takaoka)

    略 歴:建築学、都市開発

    留学先:Kellogg School of Management, MBA
    McCormick School of Engineering and Applied Science, MSc in Design Innovation(MMM Program at Northwestern University)

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初めまして。神山財団奨学第2期生の高岡淳二です。現在は、ノースウェスタン大学でMBA (Kellogg School of Management)とMSc in Design Innovation (McCormick School of Engineering and Applied Science)のデュアル・ディグリープログラムに在籍しています。ここでは、本財団がどのような場であるかを、自分自身の経験に基づいて簡単にご紹介したいと思います。

1)刺激し合えるネットワークの場
留学という、今まで過ごしてきた仕事の場とは異なる特殊な環境を共にする奨学生同士が集い、刺激し合える場を設けていただけることはそれだけで非常に価値のあることだと実感しています。ビジネスに限らず、公共政策や国際関係、テクノロジーなど多彩なバックグラウンドの方たちと夏、冬にそれぞれ一回ずつ、朝から晩まで缶詰になって、それぞれの志や問題意識を共有しあうことはあまり普段できるものではありません。普段滞在している場所とは異なる場所(2014年はパリでした)で同じ釜の飯を食いながら、楽しみ、学び合う、そんな体験が待っています。

2)諸先輩からの叱咤激励の場
神山理事長を始め、様々な分野でご活躍をされている諸先輩方から、真剣に自分の立ち位置についてフィードバックをいただけることも大変ありがたいことです。また、自分のやりたいことに対して迷いが生じた時、関連のある方を紹介したいただきたいときなどに直ぐに助け舟を出していただけていることなども、「育成」に重きを置かれている本財団ならではのことだと感じています。

3)成長の道しるべ
年に何回かプレゼンテーション、あるいは書面で自分の状況を共有する場がありますが、個人的にこれが自分の成長を振り返る良い場になっています。忙しい留学生活の中では、どうしても過去と将来とその時点、その時点での自分を、時間を欠けて立体的に捉えることを自主的に行っていくことが難しく感じます。私はこの共有、報告の機会を留学期間を最大限実りあるものにするための道しるべとして活用しています。

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  • 藤井 克也 (Katsuya Fujii)

    略 歴:情報工学、大学院研究室

    留学先:Massachusetts Institute of Technology, Media Arts and Science (Media Lab)

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はじめまして。私は現在、米国Massachusetts Institute of Technology 大学内にある通称MIT MediaLab と呼ばれる研究所にて留学しています。神山財団の奨学生メンバーでも唯一のエンジニア・研究者ということで、今回は同様のバックグラウンドを持ちながら、財団への参加を検討されている方々にメッセージを届けられたらなと思っております。

まず初めに、神山財団へ参加する事の最大のメリットはネットワーク形成にあります。神山さんご本人はマクニカ創業、驚異的なスピードで上場し、一代でその業績を築き上げて来られました。その業績に魅了され、財団への参加を決めた理事の方々、そして奨学生として世界に羽ばたき活動されているメンバー、このような方々とのネットワークを形成できる機会は、特にエンジニアや研究者のような、比較的閉じ困った環境で活動していると中々出会えないものだと思います。この文章を見ている方が、どのような将来像を描いているのかはわかりかねますが、例えばエンジニアとして自らの技術を使って起業したいと考えている人は少なくないはずです。神山さんは技術者としてのバックグラウンドを持ちながら起業されています。理事の方々も起業経験があり、また何人かの方は投資家としての顔も持ちあわせています。そして、奨学生の中には世界トップクラスの大学でMBA 取得を目指している方々がいます。起業の成功例、起業過程に必要なものは何か、そして起業家の卵との交流、といったように起業するための情報が溢れている場所です。幸いなことに、神山財団の運営側もこのネットワーク形成に重点を置いており、送り出し会や財団メンバーが全員集まる年次イベント等、充実した環境を提供してくださっています。その新しいメンバーの一員として、お会いできることを楽しみにしております。

次に、財団に参加し、海外へと留学する中で、私自身が大切だと気づいたこと、それは自分の【強みを自覚する】という事です。エンジニア、研究者は同分野の方々と活動することが多いため、自分が出来ることは周りも出来るという事がよくあると思います。財団の奨学生のバックグラウンドは様々であり、また私の留学先であるMIT Media Lab は技術者、デザイナー、ビジネス等異なる分野の人々が世界中から集まってくるところです。自分が当たり前に持ちあわせていた能力が、他分野の人から見るとそれは立派な武器であるということを感じました。自分の【強み】を認識し、それは人とは違った唯一無二のものであるという自覚は、自分に自信を持って行動することを可能とします。世界に羽ばたいていくであろう次期奨学生の方々も、ぜひ自分の強みを自覚し、それを成長させ、挑戦していって頂きたいなと思っております。

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  • 松田 弘貴 (Hiroki Matsuda)

    略 歴:商学部、経営コンサルタント

    留学先:University of California, San Diego School of International Relations & Pacific Studies

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みなさん、初めまして。 神山財団第2期奨学生の松田弘貴と申します。経営コンサルティングファームに4年ほど勤務し、現在、カリフォルニア大学サンディエゴ校のSchool of International Relations & Pacific Studies(以下IR/PS)に留学しております。
私が通う大学院はアメリカで唯一環太平洋地域にフォーカスした公共政策大学院です。プログラムは将来の職業領域に関連するTruckとRegionに分かれ、私はPublic PolicyとJapan regionを専攻しています。

地方出身ということもあり、学生時代から民間企業でビジネスの知識や基本的なコンサルティングスキルを習得したのち、海外の公共政策大学院で政策の勉強をしてみたい、その経験を将来地元や日本の各地域のために役立てたいと思っておりました。大学院では具体的なスキルを学ぶだけでなく、日本の政治、経済、外交などの将来像をじっくりと考えたいと思い、日本研究が盛んである大学を中心に受験しました。また、地域イノベーションの実例を学べる環境ということも進学先検討の大きな軸の一つでした。IR/PSでは国際政治をはじめとし、様々な領域で日本研究が盛んです。また日本に興味を持つ外国人の生徒も非常に多いのが特徴です。加えて、IR/PSが位置するサンディエゴが産業のトランスフォーメーションに成功した有数の地域でもあります。そのような土地で、産学連携や地域イノベーションのベストプラクティスを学ぶことができるのも魅力の一つです。

IR/PSの学生は国籍豊かで、バックグラウンドも多彩です。しかし、比較的パブリックセクター出身の学生が多く、渡米から数か月経ちひょっとすると自分の視点が狭くなっていることもあるのではと感じる日々が続いていました。そんな中、11月にパリで行われた神山財団のイベントは、自分とは180度異なったバックグラウンドや視点を持つメンバーとの議論を通し、留学の目的を思い出し、決意を新たにする素晴らしい機会でした。このように神山財団から頂いているサポートは金銭面に留まりません。神山さんをはじめとした財団のアドバイザーとの距離も近く、イベント時などを中心に人生やキャリアに関する真摯なアドバイスを何度も頂くことができました。それらのアドバイスは留学生活の方向性を決める上での大きな財産になっています。

これから受験生の皆様が進学希望先に合格され、神山財団の奨学生としてネットワークに加わっていただくことを心待ちにしております。

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  • 太田 光俊 (Mitsutoshi Ota)

    略 歴:経営工学・技術経営、経営コンサルタント

    留学先:Harvard Business School, MBA

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皆様、はじめまして。私は神山財団奨学第二期生であり、 MBA取得のために2014年9月よりHarvard Business Schoolに留学しています。ここでは、神山財団の奨学生になることがどのようなものか、皆様に少しでも具体的なイメージを持っていただくことができれば幸いです。

私が神山財団の存在を知ったのは、MBA進学が決まった後、アメリカでの高額な学費と生活費に備え、奨学金プログラムを探していたのがきっかけでした。そして、神山財団のホームページを見ていたら、たまたま会社の先輩である金立さんが奨学第一期生であることを知り、さっそく連絡してアドバイスを頂きました。金立さんとの会話の中で印象的だったのは、「神山財団では確かに奨学金がもらえるけど、本当の価値はそれだけじゃないよ」と言っていたことでした。正直、当時は具体的にどのようなことを指しているのかよくわかっていませんでしたが、自分が実際に奨学生となって神山財団のイベント等に参加させていただいて、神山財団の本当の価値についてわかってきたような気がします。

奨学生になると、まず留学出発前に送り出し合宿に参加することになります。また、毎年11月になると、財団メンバーと奨学生が一同にアメリカまたはヨーロッパに集まって近況報告をすることになります。その中で、最も価値があることの1つが、理事長である神山さんご自身の経験談を聞けることです。神山さんは、マクニカを創業され一代で東証一部上場・売上2,000億円規模まで発展させてこられました。経営を学ぶ身として、神山さんのような偉大な経営者の実経験を直接聞き、質問までできる環境は本当に贅沢で、他の奨学制度ではなかなか得られない経験をさせていただいていると思います。

私にとって、もう1つの大きな価値は奨学生同士のつながりです。異業種との関わりが限定的な自分にとって、様々なバックグラウンドを持ち、留学先でもお互い違うことを学んでいる奨学生とのつながりはとても貴重で、会うたびにたくさんの刺激を受けています。起業を目指したり、途上国発展に貢献しようとしていたり、研究で新しいものを生み続けていたりと、各方面で頑張っている奨学生の皆との話は尽きず、合宿ではついつい夜遅くまで一緒に飲み過ぎてしまいます。笑

言葉足らずかもしれませんが、もし神山財団にご興味が持っていただけましたら、ぜひご応募いただき、合宿等で一緒に飲みながら、たくさんお話できることを楽しみにしています。

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  • 石見 英里奈 (Erina Iwami)

    略 歴:法学部、総合商社

    留学先:Johns Hopkins School of Advanced International Studies (SAIS) Master of Arts in International Studies

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皆さん、初めまして。神山財団奨学2期生の石見英里奈と申します。私は2014年9月よりJohns Hopkins School of Advanced International Studies (SAIS)にて国際経済学・国際開発学を学んでいます。留学前に総合商社にて金属資源ビジネスを担当していたこともあり、現在は資源国やExtractive Industry(採取産業)のガバナンスを中心に勉強しています。今回は今後留学をお考えの皆さんに少しでも神山財団の魅力をお伝えできればと思います。

神山財団2期生となり、神山さんや理事の方々と財団のイベントでお会いする機会が何度かありました。その際に皆様の起業時のエピソードやビジョン、経営論や今後の目標などを伺いました。普段国際政治や国際経済学の教授や生徒に囲まれている私にとって、起業家精神溢れる皆様のお話は非常に刺激的であり、大学院での勉強とはまた違う形で学びが多いと感じております。また、お話を伺い、自分自身どういう人間でありたいか、将来的にどういうキャリアを歩んでいきたいか、と更に深く考えるきっかけとなりました。多くの素晴らしい先輩方と触れ合える神山財団は留学の金銭的援助だけでなく、素晴らしい出会いを提供してくれる場です。

また、奨学生の多様性も神山財団の魅力だと感じています。MBA生や国際政治を学ぶ学生、研究者を目指す学生も同期におり、それぞれ様々なフィールドで活躍しています。1期生もキャリアや留学先、パーソナリティも様々です。このように多様性溢れる環境の中、自身の学生生活や将来のビジョンを話し合い、議論することでお互いを高め合っています。このように刺激しあえる面白い学生が集まるのも神山財団の魅力の一つだと実感しています。

神山財団は設立して間もない財団ということもあり、財団の方々や奨学生との距離が非常に近いアットホームな財団です。このようなネットワークの場、素晴らしい学びの場へ今後より多くの人が集まってくれればと思っています。留学をお考えの皆さん、神山財団の一員となった際は是非一緒に財団をより良い場にしていきましょう。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

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第1期生

  • 金 立 (Li Jin)

    略 歴:薬学専攻 経営コンサルティング

    留学先:Stanford Graduate School of Business, MBA

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神山財団奨学金に応募を検討している応募者の皆様、初めまして。今は刺激的な留学を目の前にして期待で胸が一杯な時期だと思います。私は神山財団奨学第一期であり、2013年9月よりStanford Graduate School of Business (GSB)に留学をしております。応募者の皆様に神山財団奨学金がどのようなものであるかをお伝えしたく、筆を執りました。

 神山財団奨学金は金銭的補助に加え、様々なすばらしい出会いを私に提供してくれました。自分とバックグラウンドが異なる尊敬できる奨学生同期と友好を深めることができたこと、人生経験が豊富な財団の皆様方に加え、彼らのシリコンバレーにおけるネットワークを通じて様々な人々と知り合い、素晴らしい経験を得ました。

 私は日本において薬学修士を修了後、経営コンサルティング会社で3年間勤めた後にStanford GSBに留学しました。当初は日本における生活や自分の大学経験とあまりにも環境が違い、学業やクラスメートとの交流に加え、自分が手伝っているバイオベンチャーの業務で一杯一杯でした。当初私は様々なイノベーションの中心である、シリコンバレーという地で、その生態系を理解しようと努めましたが、前述の活動のせいもあり、なかなかそのような地で人に会って話を聞いたり、ネットワークを広げることが難しい状態でした。

 時間が経つのは早く、そうこうしているうちに11月の神山財団奨学生全員が集まる年次イベントがやってきました。このイベントでは、奨学生と財団のメンバーがシリコンバレーで2泊3日の合宿を行い、奨学生からの報告や交流会が催されます。奨学生全員が真剣に過去の自分、現在の自分、将来やりたいことを語り合い、夜な夜なの飲み会や議論を通して交流を深めました。自分とは全くキャリアパスが異なるけど、全員自分がやりたいことを持ち、それに向かって一生懸命努力をしている姿勢に本当に鼓舞されました。また、シリコンバレーの最先端のベンチャー企業の経営陣、ベンチャーキャピタリストたちとの交流会を通じてシリコンバレーの空気を感じることができました。そのときの感覚は、私の文章だけからは伝わらないかもしれませんが、この地はこのダイナミズムと企業家精神に支えられているからこそ、いつまでもイノベーションの中心地でいることができるということを肌で感じました。

 応募当初は、金銭的補助を目的に神山財団奨学金に応募いたしましたが、金銭的補助以上の価値が、財団を通した出会いにありました。皆様お忙しいと思いますが、ぜひ神山財団奨学金への応募を検討してください。奨学生同士としてお会いできるのを楽しみにしています。

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  • 加納 奈美子 (Namiko Kano)

    略 歴:経営学部卒、メーカー

    留学先:Stanford Graduate School of Business, MBA

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留学して半年、MBAのプログラムが始まってようやく初学期を終えたところですが、少しずつ次の人生への道筋が見えてきたように感じています。色々模索をする中で、特に11月の神山財団のワークショップでは今後の留学の指針となるヒントを沢山得ることが出来、貴重な機会を頂けたことに非常に感謝しています。

一旦社会人経験を積んでから留学をされる方は、受験の段階から、なぜ留学するのか、留学後はどのようなことがしていきたいのか、と自分自身に深く問いかけられ、ある程度の指針をお持ちの方が多いと思います。私も自分なりにやりたいことをある程度明確化して望んだつもりでしたが、留学後に目の前に開ける選択肢の多さや、学校の校風(留学先のスタンフォードは起業のカルチャーが強い)、同級生からの刺激等々により、自分の進みたい方向がなかなか具体化できずもがく日々でした。 また、留学生活自体に関しても、いわゆるMBAの主流のキャリア(コンサル、銀行)ではなくブランドマーケティング出身だったため、ビジネスに対する視点や仕事に対する価値軸の置き方が異なることに対して違和感を感じることが多く、その点に関しても悩むことの多い初学期でした。

そういった状況の中、11月に神山財団のワークショップに参加し、以下の3点が神山財団ならではの魅力であると感じました。

・神山さんはじめアドバイザーの皆さんのシリコンバレーにおけるネットワーク、また、皆さんとの“人生相談”
・多様な留学先(アメリカ、ヨーロッパ、MBA、大学院留学)、専攻、将来のキャリア指向
・日本というカルチャーのコンテクストが共有されている中での議論

11月のワークショップでは、数多くの起業家やベンチャーキャピタリストとの交流の場を設定していただき、(いわゆる学校の大会場で講演を受ける距離感よりも)圧倒的に近い距離でお話をお伺いしたり、自分の興味関心のあるエリアについてアドバイスを頂くことが出来ました。また、アドバイザーの皆さんとの昼夜において「人生相談」をさせて頂き、これまでにない視点からキャリアや人生について具体的な助言を頂きました。アドバイザーの皆さんからは厳しいご意見を頂くこともありましたが、奨学生個々人に対する深い洞察とコミットメントに基づいた示唆に富む助言ばかりで、大変感銘をうけました。結果、雲をつかむようだったキャリアに関しても、来学期以降の具体的なアクションに落とし込むことが出来ました。このような、カスタマイズされた個々人へのサポートも、神山財団ならではの魅力ではないかと感じます。
また、多様な奨学生同士の議論も非常に刺激になりました。私の通っているスタンフォードも多様性に富んだ素晴らしい学生ばかりですが、やはり、アメリカでありMBAという枠の中で物事が語られることが多かった初学期において、ヨーロッパやビジネス以外の専攻、バックグラウンド(農業や会計、NPOなど)について、ある程度日本というコンテクストが共有化された中で議論をしたことは、非常に学びになりました。ビジネスに対する視点や仕事に対する価値軸の置き方が異なることに対して違和感を感じることが多かった初学期でしたが、その違和感の原因と、自分だからこそ情熱を感じることや価値がだせることについて、洗い直すことが出来ました。また、自分と同じ食領域に関して取り組んでいる奨学生と情報交換をすることができるようになったことも大きな収穫です。

神山財団の魅力は、自分で今後何か新しいことをやってみたい、仕事を通じて世の中に貢献したいと考える人に対して、財団のメンバーの皆さんからも、奨学生からも、留学先とは異なる刺激と温かいサポートを頂けることだと思います。学校だけでは、なかなか得られない情報も得ることが出来、留学生活を豊かにしてくれることと思います。

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  • 福富 尚 (Hisashi Fukutomi)

    略 歴:薬学系研究科 証券会社

    留学先:Kellogg School of Management Northwestern University, MBA

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始めまして。ここでは、神山財団海外留学奨学金制度第一期生の立場から主に今後奨学生に応募される方々のご参考になるよう、どのような人が奨学生として学んでいるのか、そしてこのプログラムにおいて何が得られるのかを私自身の経験を踏まえてお伝え出来ればと思います。

私は大学院の修士課程を修了後、証券会社にて4年ほど企業買収や資金調達のアドバイザリー業務に従事し、2013年9月より米国シカゴ近郊にあるNorthwestern大学Kellogg School of Managementにて経営学を学んでいます。これまで扱ってきたScienceやFinanceのともすれば無機質になりがちな世界から一歩離れ、人との関わり合う頻度と深度が極めて高い空間で広く社会について議論するのは面白く、毎日があっという間に過ぎていきます。

その中で、神山財団海外留学奨学金制度は2種類の価値を私に与えてくれました。一つは、奨学金支給による金銭的な支援です。多くの奨学金プログラムがある中で、このプログラムの特徴は資金の使途が限定されていないということです。私は頂いた奨学金を使って昨年の12月にインドを訪れ、友人の結婚式に参加するとともに自分が課外活動で行っているプロジェクトの市場調査を行ってきました。結婚式を挙げた友人はアメリカで育ったインド人ですが、式自体が友人の文化的なルーツを辿るイベントでもあり、それぞれの動作について背景となる思想や社会慣習について教えてもらうのは大変に面白い経験でした。また、空いた時間は街を歩きながら調査を行いました。私はこれまでは大きな政府に対して懐疑的で、市場の失敗に比べ政府の失敗の方が重要ではないかと考えていましたが、インドでは市場の失敗が至る所で観察され、自分の固定観念を疑うという意味でも重要な経験となりました。

もう一つは、シリコンバレーで行われた渡航後のミーティングです。このイベントは、自分がいかに自分の人生に制約を設けているかを実感する機会となりました。シリコンバレーの生態系の中に生きるリアルな人々と会話し、意見を交換する中で、自分の中で「伝説」として片付けてきた生き方が「人生をかけて打ち込めば達成できるかもしれない目標」に変換されていく過程を最初の学期中に経験できた事はその後の過ごし方を一変させるほど大きなインパクトがあったと思います。また、奨学生のバックグラウンドも多様であり、自分と全く異なる意見を持った人々と上記の経験を共有し、夜遅くまで議論したことも自分の過去を振り返りながら今後を考える上で大きな意義がありました。

このような経験にご興味を持たれた方は、是非本プログラムに応募されることをお勧めします。奨学生の一員としてお会いできる事を楽しみにしています。

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  • 大軒 恵美子 (Emiko Onoki)

    略 歴:自然地理学専攻 系統金融および国連専門機関

    留学先:Wageningen University &ISARA-Lyon, MSc Organic Agriculture / Agroecology

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現在私は、オランダのWageningen Universityにて、MSc Organic Agriculture (Specialisation in Agroecology)を修得すべく学んでいます。オランダは知る人ぞ知る農業先進国なのですが、なかでもWageningen Universityは”healthy food and living environment”を主要な研究テーマに掲げる生命科学分野に特化した大学として、 いわゆるFood Valleyとよばれる食関連産業集積地の中心的役割を果たしています。オランダの農業というと、スマートアグリと言われるような最新のIT技術を駆使した先進的な施設園芸などが有名ですが、私の専攻ではどちらかというと生態系の機能に着目し、特定の農地や流域においてどのように水や栄養素の収支をバランスさせ、持続可能なシステムをつくりだすのかという視点に基づいた研究を行なっています。

もともと大学で自然地理学を修めたのち、系統金融機関での融資担当、農林水産業に特化した国連専門機関での企画担当を経て、持続可能な食システムの実現に強い関心を持つようになったことが、今回留学のきっかけでした。特に前職では、飢餓と肥満が同時発生するような現在の食システムの不均衡、自然資源の枯渇が叫ばれる一方で延々と排出される食料ロス・廃棄物の問題などを議論するたびに、部分的な対症療法ではなく、食の川上から川下までのシステム全体を再構築する必要性を認識するようになり、これに最も近いコンセプトとしてAgroecologyの専攻を希望しました。

渡欧してから4ヶ月が経ちましたが、オランダの高等教育は非常に実践的でグループプロジェクトも多く、また授業以外にもパブリックシンポジウムやゲストレクチャー、コミュニティプロジェクトなど学びの場が多くあり、刺激をうける毎日です。一方で、神山財団の奨学生として11月下旬に参加した研修では、現在自分が身を置いている環境とは180度異なる価値観や文化に揉まれ、同じ奨学生や財団関係者の方々との議論を通して、自らを客観視する大変貴重な機会を得ました。神山財団からいただいているご支援は、奨学金の金額以上に、幅広い人脈の開拓と様々な人生経験を持つ方々との交流から得られる深い学びや示唆にその真価があると感じています。もう一つ、この財団の特徴として、アドバイザーの方々がそれぞれの基準から、奨学生一人一人を多面的に評価下さっている点が挙げられます。実際、第一期奨学生一覧をご覧いただくと、まずはじめに、何故このリストにOrganic Agriculture専攻などというものが紛れ込んでいるのか、不思議に思う方も少なくないかもしれません。これについては私自身も未だに恐縮しているところではありますが、それはさておき、面接の段階から型にはまらない素直なやりとりが実現し、その過程で私の人間性を多少なりともご理解いただけたのかなと思います。他の奨学生の皆さんも、経歴上の優秀さに留まらない、それぞれに大変個性的な経験とそれに基づく思想や信念があり、人間味の溢れる方々ばかりです。その結果、単なる留学生コミュニティではなく、もう少し踏み込んだレベルで切磋琢磨し合える仲間が集まる場となるように感じています。

設立後間もない財団であることからも、財団関係者の方々と奨学生との距離が近く、財団の掲げるビジョン追求のためには今後どのようなプラットフォームを築くとよいのか、そこに奨学生がどのように関与していけるのか、共に議論ができる柔軟さも魅力の一つです。ですので、このチームに加わることで一緒に実現したいことを積極的に共有していただけるような未来の奨学生にお会いできることを、心から楽しみにしています。

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  • 勝田 和一郎 (Waichiro Katsuda)

    略 歴:法学部 非営利組織

    留学先:INSEAD The Business School for the World, MBA

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神山財団の奨学金プログラムでは、海外留学に対する支援はもちろんのこと、財団メンバーの方々を始めとする起業家とのネットワークの機会、そして奨学生同士の交流の機会が得られます。このうち特に後半の2点が神山財団の特徴だと感じました。

まず起業家とのネットワークの機会としては、財団メンバーを構成する起業家の方々と留学前から交流する機会があり、また留学中に行われる研修プログラムでは国内外の起業家と交流する機会が得られます。自ら事業を興して成功された方々の迫力あるお話しや、豊富な経験をもとにしたフィードバックは他では得がたい貴重な機会だと思います。

更に、他の大学院に留学している奨学生と交流する機会が得られたことも私にとって貴重な経験でした。私の留学先であるINSEADはフランスとシンガポールにキャンパスがあり、世界80ヶ国以上から集まった同級生とともに日々議論を交わしていることから、多様な価値観に触れる機会が比較的多い環境だと考えていました。しかし、留学先の国や大学院、専攻内によって支配的な価値観や文化が異なることから、他の国・大学院で学んでいる奨学生と議論することによって新たな気付きを得ることができました。また、日本を離れて研鑽を積んでいる奨学生同士で目標を語り合い、苦労や悩みを共有できることも心強く感じています。

私たち第一期奨学生の一覧をご覧になっていただくとお分かりになるかと思いますが、神山財団では様々なバックグラウンドを持ち可能性を秘めた奨学生を求めています。これから受験生の皆さんが留学希望先に合格され、神山財団の奨学生としてネットワークに加わっていただくことを心待ちにしています。

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  • 太田 幸樹 (Koki Ota)

    略 歴:国際関係、政策学専攻 総合商社

    留学先:London School of Business & Finance ,Association of Chartered Certified Accountant INSEAD The Business School for the World, MBA

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For the better worldへの「もがき」をBack upしてくれる存在:神山財団のキーワードとして「起業家精神」というものが挙げられると思います。この言葉の定義・解釈は様々でしょうが、個人的に第一期奨学生として選ばれた人達は皆、留学後の具体的進路はともかくとして、「A Better Worldを作りたい、それに対して自分が作用したい、その為にはどうすればいいのだろう」ともがこうとしている存在だと思っています。財団の理事、アドバイザーの方々はそうした奨学生の「もがき」に対して真摯に応じてくれる存在。神山財団は組織としての歴史はまだまだなのでしょうが、今後歴史を積み重ね、財団が組織として成熟していくにつれ今後「若者(現役及び奨学生OB)のもがきをサポートしていく」ことが財団のアイデンティティとなるのだろうと信じています。

財団イベント:2013年11月末にSilicon Valleyにて行われた第一回の財団イベントは自分にとって多大なインパクトがありました。Silicon ValleyはTech Ventureの為にある様な場所。Stanfordという優秀な教育機関があり、そこで学び新たな技術をBusinessにしたいと考える人々とBusiness Resource, Supportを与えるVenture Capitalや法律事務所等、「起業のダイナミズム」を直に感じることが出来ました。人間が同じところに集まることの意義、同じ空気を吸って、意識を共有することの意義ってこういうことなんだな」と。非常にインパクトのあるイベントでした。
自分も起業を志していますが、TechというよりManagement StyleやIdeaをコアに置いた起業を行おうと考えている人間なので、訪問前は「起業のあり方が違う」、「Silicon Valleyは非常に極端な例」と思って気が進まなかったのですが、そこにいる起業家の「挑戦せずに終わるくらいなら、挑戦して失敗した方がましだ」という思考回路は、リスク回避型の僕には非常に参考になりました。僕個人ではお金をいくら積んだところで体験できないことを経験させてもらったと思います。

奨学生として繋がることの意義:奨学生同士のコミュニケーションにより互いに刺激し合えること、及び偶々かもしれませんが、それぞれの所在地が地理的に分散していることは、この財団の非常に良いところだと思います。「地理的分散」はともかくとして「奨学生同士の刺激」については今後財団のアイデンティティとして熟成されるものと思っています。先日奨学生の大軒さんがいらっしゃるオランダ/ワーヘニンゲンを訪問したのですが、ここは農業、食品等の学術機関が集積している場所。大軒さんにご紹介して頂いた日系食品メーカーの研究機関の方や、温室栽培の教授等との意見交換は非常に貴重な機会でしたし、大軒さんと将来のビジョンに就いて語り合うだけでも大きな刺激になりました。今後また幅広い分野の「お互いに刺激し合える」方々が奨学生として増え、それらの方々が我々一期生と共に財団のアイデンティティを形成していくものと信じています。

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海外留学奨学金制度

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